新機能紹介 : Export final cut part

3月 13th, 2010

バージョン v5.07 がまもなくリリースされます
その中に我々が求めていた機能の一つが実現されています

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上図のストリップレイアウトではノッチング(切り欠き)のつなぎ部分にマッチング(つなぎのための段差)を設けています
レイアウト設計で切り刃形状の設計をした場合に製品にどのように表れるかを Export final cut part コマンドでは新たな部品ドキュメントとして自動的に作成し、その中で赤いサーフェスで表示してくれます

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そのサーフェスを使えば切り欠き形状の付いたモデルを作成することも簡単に行えます
製品設計者との打合せにも重宝する機能ではないでしょうか

Hong Kong ICT Awards 2009

1月 31st, 2010

1月18日から21まで香港に出張しました

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19日に3DQuickTools社が ICT Awards 2009で Best Collaboration Award の金賞を受賞しその表彰式に参加してきました
ICT Awards は香港特別行政区政府が情報、通信技術で活躍する企業やチームを表彰する年中行事です
Best Collaboration Awards では3DQuickPressでの日本チームとドイツチームに対しコラボレーションチームとして合わせて表彰されました
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表彰式の後はカクテルパーティが催され関係者が揃って祝福しあいとても元気の出た素晴らしい催しでした

Naruko ravine in autumn colors

11月 10th, 2009

(今回は英語版です 3DQuicktools社のHPにこのブログが掲載されています)

I  visited Naruko ravine last week.

Naruko is the beatiful place of the autumnal leaves in the Tohoku district.

Although it had already passed over best time to see last week, many tourists were visiting.

Not only domestic but the tourist from China was visiteing mostly.

The Naruko hot spring is near Naruko ravine, and a hot spring can be enjoyed at an inn or it can also be flooded with foot bath at the roadside.

The Naruko kokeshi is also famous traditional doll.

 

The Alps Electric Kitahara factory which is the user of 3DQuickPress is located in Osaki-city near the Naruko.

 

LCD Back Cover パンチ設計

9月 8th, 2009

大量のピアス処理を行うためにホールクラスターによってフィーチャーを作成しました

メモリ量を大幅に圧縮するためにパターン化しているので通常のパンチ作成とは作成方法が異なります

通常のピアスパンチはカタログからパンチを選定すれば自動的に作成されます

ホールクラスターを使った場合にはやはりパターン化によって作成しますので まず1個のピアスパンチを作成します

この場合にノッチングパンチあるいはインプレースカットなどのフィーチャーを一つダブらせて作成するのが簡単な方法ですが 3Dパンチといったコマンドあるいはユーザー定義のPRLを使う方法でも行えます

レイアウト設計で作成したホールクラスター・フィーチャーからは配置レイアウトの点群スケッチが作成できます

このスケッチを使ってクィック部品挿入コマンドを使えばパンチを簡単にパターン配置することができます

あるいはスケッチにドライブされ重くなるのをさけるのであれば 通常のパターンコマンドが良いかもしれません

CAMへの適用であればパンチの配置は不要かもしれません 点群スケッチだけを使った方が効率的でしょう

LCD Back Cover レイアウト設計 

9月 7th, 2009

 絞り形状の部品では 成形後にピアス、フランジカットの工程を設定することが多く見受けられます

本例の場合も フランジカットと成形部分のピアス加工を必要としますので 所要部分にインプレースカットフィーチャーを作成してレイアウトを完成させます

インプレースカットフィーチャーは平面サーフェスを使って自由に設定することができます

成形後の変形を見込む場合などに有効な機能です

LCD Back Cover レイアウト設計

9月 6th, 2009

 

3DQuickPress V5 ではホールクラスターという新機能によって大量の穴が扱えるようになりました

そうは言っても 始めにドキュメントの読込みを行う時や何かの折に長時間の待ち時間が掛ってしまうことがあります

このケースでは部品を5分割してレイアウトを作成してみました

部品を分割してもレイアウト上でそれらを組み合わせることで一つの部品と同じように扱うことができます

ここでは一つの部品ごとに3千の穴数がありますので それをホールクラスターによって処理しています

ホールクラスターを使うには アンフォールド部品でユーザーアシスト認識機能から ホールクラスタを選択し 穴群の含まれるトップおよびボトムフェイスを指定してフィーチャーとして定義します

上図は定義後の画面です ホールクラスタフィーチャーが作成されパターン1(全ての穴が含まれている)が作成されています

この後にストリップレイアウト設計工程でパターンを細分化して実際の加工工程に合わせて 直行方向あるいは円周方向に分割したパターンを作成します

このパターンの作成がとてもクレバーです 例えば直行方向であれば 基準穴(パターン作成の基になる穴)を選択し 横方向と縦方向の穴を一つずつ選択するとその間隔にある全てのホールをパターン化してくれます

パターンの適用と配置

LCD Back Cover レイアウト設計 

8月 31st, 2009

下図のLCD-Back Cover は絞り形状の天面に 11,400個 の穴を持っています

このような成形部品では ブランクと絞り形状の設定のし易さと大量な穴の処理が大きな問題となります

先に3DQuickFormを使ってブランク形状と成形による絞りフランジの変形具合を求めていますので その形状サーフェスを使えば3DQuickPressでは簡単に設定することができます

この機能も今回のV5バージョンからはスワップパーツ(部品の置き換えコマンド)が使い易くなっています

上図のレイアウトでは2ステージ目でパーツスワップコマンドを使用しています

このパーツスワップコマンドを使えば自由に絞り形状や中間形状を指定することができます

また大量の穴データを扱う場合にはソリッドCAD特有の問題として パフォーマンスについて十分な配慮が必要です

ソリッドCADではサーフェスモデラーなどと異なり単にジオメトリ情報の他にソリッドを構成する面の繋がり方、エッジの共有情報などジオメトリ同士を関連付けるトポロジー情報を持っています

SOLIDWROKSの場合にパフォーマンスを上げるコツは上手にパターンを使うことです

3DQuickPressV5ではホールクラスターという新コマンドによってパターンを自動的に作成してパフォーマンスを向上しています というか 3DQuickPress以外で11,400個のピアス加工を行う金型の設計はまず現実的ではないでしょう

3DQuickFormV3 新機能

8月 22nd, 2009

成形シミュレーション 3DQuickForm が Version2 から Version3 へバージョンアップされています

ここでは 新機能を使いながら 下図の LCD−BACK Cover の工程設計手順を紹介します

今回のシミュレーションによって 成形シミュレーションによってトリム代を確認してブランクを求める手順を紹介します

次回以降は3DQuickPressV5の機能を使ってレイアウト設計を行います

従来の板厚減少のプロットに加えて ノード平均等価応力輪郭のプロットとノード平均有効塑性歪輪郭のプロットが追加されています

また新ソルバーでは オーバーハング形状のシミュレーションも行えるようになっています

プロフェッショナルバージョンでは 初期ブランクを使って絞りによるブランク形状の変化をみることができます

下図は成形によってブランクがどのように変形するかを見ることができます

ブランク形状を変化させて所要のトリム代を確保することができます

 

New V5 “アノテーション・フィーチャ”

7月 25th, 2009

バージョン5から ストリップレイアウト設計で使えるアノテーション・フィーチャーが追加されました

アノテーションとは注釈の意ですが ストリップレイアウトの面(SL)またはSWのサーフェスに添付する形で注釈を加えることができます

用途はいろいろですが SolidWorksのアノテーションと併用すれば表現方法がぐっと増加します

 アノテーション・フィーチャーはデザインツリーの未処理のフィーチャーのところでマウスをミギクリックして作成します

ダイアログが開かれ アノテーション内容の入力 SL面またはサーフェスに添付するかを選択します

通常の加工フィーチャーと同様にドラグアンドドロップでアノテーションを付ける工程を変更できます

アノテーションはハイライト面を伴いますので面付けやシェービングなど見えにくい微小の加工フィーチャーでも とても分かりやすくなります

上図では色を変えて分かり易くしています 色の変更は初回の5.0のバージョンではまだできませんので香港にお願いしているところです

Change over tooling (切替ツーリング)

7月 18th, 2009

チェンジ・オーバー・ツーリング(COT)という機能がV5から追加されました

コンカレント設計とこのCOTがパンチ設計の機能の中で注目に値する機能です

COT は類似形状のプレス部品の金型を設計する場合に適用する機能で 共用型の設計あるいは流用設計等に使うと便利な機能として開発されています

上図は穴数の異なる類似部品です SolidWorksではこのような場合にはコンフィギュレーションを使った設計がよく行われますが部品点数が多く複雑な金型設計の場合にはそのオペレーションが煩雑になってしまいます

COT ではまず始めに元になるストリップレイアウトからパンチアセンブリを作成します

次に 類似なストリップレイアウトをパンチアセンブリに挿入コマンドを使って加え重ね合わせていきます

必要なパンチ設計を行い COTマネージャー を起動してそれぞれのストリップレイアウトに合わせたパーツを登録します

一つのパンチアセンブリから複数のストリップレイアウトに対応したパンチアセンブリ(金型アセンブリ)を作成することができます

COT では SolidWorks のコンフィギュレーションにリンクした表示機能を作成します 共用型の設計の場合にはこの表示機能から部品に合わせた金型アセンブリのコンフィギュレーションを作成して作業を行うと便利でしょう

流用設計は大変実用的な設計手法です これまで3Dでは行い難いと言われてきた方法ですが COT のような機能がこれからは特に重要な機能だと思います